観光から移住までを一連の流れで考え地域の新たなアプローチに!
近年の地方創生の流れは、新型コロナ蔓延を境にトレンドが変化してきています。
これまでは、観光(交流人口)と移住(定住人口)との取り組みは切り分けて進められてきましたが、関係人口の概念を媒介に、それらを一連の流れとしてみることで、新たなアプローチの方法が生まれています。
人と人とがつながるホームシェアリングはこのトレンドと相性がよく、観光と移住、双方の可能性をカバーできます。
そして、地域の窓口となる民泊が増えることで、交流の場とならんで地域の主体的な取り組みが生まれ、持続可能な地域活性につなげることもできます。
今後もAirbnbとの取り組みに注目していきたいと思っています。
-
飯田市長 佐藤 健氏
-
2008年に創業したエアビーは、「誰もが、どこにでも居場所を感じられる世界をつくること」をミッションに、地方ならではの旅をサポートし、多様な選択肢とすべての人々に参画機会のある持続可能な観光産業を支援しています。
わたしたちのゴールは、主役であるエアビーのホストたちが、自治体や観光関係者といったプレイヤーのみなさんと共に連携し、地域ごとの状況に合わせた形でホームシェアリングが広がっていくこと。
地域と調和し、地域からの信頼を得て、地域からエアビーホストたちの顔が見えることが大切です。
そして最終的にはエアビーが、ガスや水道のように欠かせないインフラのような存在となって、地域のホストのみなさんをサポートしていけたらと想像しています。
ここに、地域課題の解決に向けた取り組み事例をさまざまな自治体のみなさまと共につくっています。
ご担当の地域で、その地域にあった事例をぜひご活用ください。Airbnb Japan 代表取締役 田邉泰之