「民泊ホストというビジネスが、私の人生を変えてくれた」……そう語るのは、人気インフルエンサーとしても活躍する、ぽんこつ鳩子さん。2023年7月に上梓した初の著書『民泊1年生の教科書──未経験、副業でもできる!』(祥伝社)は、とくに民泊業界や副業に興味を持つ人たちの間で話題を呼んでいる。はじまりは2018年、民泊一軒目を立ち上げてAirbnbホストをスタート、その後一時的にコロナ禍の痛手を経験したものの、インバウンド需要が急上昇しているこれからは「民泊の黄金期がやって来る!」と声を弾ませる鳩子さん。そんな彼女のサクセスストーリー、何より民泊運営を心から楽しむ様子を伺っていると、「私にもできるかも……チャレンジしてみたい!」という思いがふつふつと胸に込み上げてくる。
鳩子さんは現在、東京都内に民泊14軒、シェアハウス4軒を経営し、年間2000万円以上を稼ぐ民泊スーパーホスト。ただし、その顔は「副業」の一つで、本業は週5日のフルタイムで勤務している商社OL。その傍らで民泊の運営、さらには「令和の民泊サロン」というコミュニティも主宰し、未経験や副業から始めるノウハウを伝授、全国各地で多くの民泊ホストデビューもサポートしている。
「商社の営業としてハードに働いてきましたが、男性に比べるとまだまだ女性の活躍に限界を感じる環境で、このままでいいのかなって悩んでいたんです。そこで、29歳のときにいったん休職して、700日間かけて世界一周の旅に飛び出しました。その途中でニューヨークを訪れたとき、日本人の友人が1ヶ月だけ民泊を運営してものすごく儲けている様子を見て衝撃を受けたんです。それまでの私は会社と家を往復する毎日で、付き合う人も会社の人たち、それもそれで楽しかったんですが、世界を旅してみると、会社員という枠にはまらない自由な働き方を楽しむ人たちにたくさん出会ったんです。旅をしながらパソコン1台で稼ぐ人、本業の他に民泊ホストで稼ぐ人など、それまで考えたこともないライフスタイルや価値観を目の当たりにして、『会社に行って働くことがすべて』と思い込んでいた私は、一種のカルチャーショックを受けたような感覚でした」
2年間の世界一周旅で視点や価値観がガラリと変わった鳩子さんは、帰国後に元の商社OLに復帰しつつも、ニューヨークで体験したAirbnbの民泊ビジネスに興味を引かれ、2018年から副業としてトライしてみることに。当時はちょうど民泊新法が施行されたタイミングで、役所などに相談しながら手続きを進め、都内で大きめの一軒家を借りて民泊運営をスタートした。
「初めての物件は庭付きの一戸建て、間取りは5DKで家賃が18万5000円。直接ゲストをもてなす家主居住型が希望だったので、まずは大きな一軒家を借りて1階に住みながら、2階の空いている4部屋を旅人に貸すところから始めました。そこは駅から徒歩15分かかる上に築40年以上、言ってみれば取り壊し寸前のような物件だったんですが、私が始めた頃は民泊新法がスタートしたばかりで、それまで蔓延っていた違法民泊がどんどん撤退していった渦中。それでもゲストのニーズは変わらず多かったこともあり、うちのような古い物件でも毎日のように外国人ゲストが泊まりに来てくれたんです。そうして1軒目が順調に回り始めたので、マンションの一部屋タイプでも民泊を始め、多いときは1つのマンション内で30部屋近くまで増やした時期もありました」
最初の2年間は破竹の勢いで物件数と売上が伸び、順調に規模を拡大できていたけれど、2020年に入り新型コロナの世界的大流行が始まると、埋まっていた予約はことごとくキャンセルに。新規の予約もぱったりと途絶え、借りていた30部屋以上の家賃と経費の支払いだけかさむ日々に一転した。
「やはりコロナ禍のダメージは大きくて、20部屋ぐらいを解約することに。それでもありがたいことに入れ替わり立ち替わりゲストが来てくれて、規模は縮小しましたが、民泊ビジネスから完全撤退する考えは浮かびませんでした。今思うと私はコロナ禍以前から、副業だからこそ無理のない運営を心がけていたんですが、それが功を奏してコロナ禍を乗り切ることができたようにも思います。民泊はあくまでも副業として、余暇活動を楽しむ感覚でやっているので、利益の最大化に苦戦したり焦ったりすることもなく、稼働率を無理に上げようともしません。チェックアウト後は必ず1日空けて、清掃や準備も余裕を持って整え、民泊新法で決められた年間180日以内というルール内で運営しています。物件を購入すると初期投資も高額でハイリスクなので私はすべて転貸オンリー、初期投資は50~150万程度から始めるので、失敗したらすぐに撤退しやすい気楽さがあります。コロナ禍はまさにその一例で、収益が芳しくない物件からはすぐに手を引いて、お部屋を厳選するいい機会にもなりました」
順調に規模を拡大できた時期と、ゲストが途絶えた時期と、数年のあいだに大きな浮き沈みを経験しながら、未曾有のコロナ禍も上手に切り抜けた鳩子さん。そのなかでも、高評価が絶えず安定して収益が得られている成功物件もあれば、逆に失敗した物件、その失敗から学んだことも多々。
「1LDKタイプのお部屋は手間がかからないわりに平均して収益が安定していますね。私の場合、一室で月10万~20万円ぐらいの利益が出るので、同じマンション内で10部屋以上を手がけてきました。その物件も築年数は古く3点ユニット、エレベーターはあるけれども駅から10分以上かかるなど、住むには好条件とは言えないんですが、5年間ずっと安定的に回せています。もう一つ、コロナ禍中に借りた3階建ての一軒家タイプも利益が安定していますね。7部屋あるので1部屋に1組ずつはもちろん、最高で8~9人のグループでも泊まれて、月50万前後の利益を得られています。
逆に失敗した物件もいくつかあって、たとえば駅近で立地は良かったんですが20平米もない狭いお部屋は、ゲストがあまり入らず撤退しました。原因は、ビジネスホテルとの差別化ができなかったのが大きい要因かなと感じています。同じ狭さでも、民泊はビジネスホテルほどの清掃やサービスのクオリティを提供できないので、そういう面で負けてしまうんだろうなと。それからはより一層、ホテルとは違った民泊ならではの良さを感じてもらえるよう工夫しています。うちのゲストはほぼ観光やビジネスで来日する外国人で、1か月ほどの長期滞在も多いので、そういった方に喜ばれるお部屋作りを心がけています。たとえば、ホテルに泊まるよりも広いスペースで、ご家族連れやグループ、多くて10人近くが一緒に“暮らすように”滞在を楽しむ……そうした過ごし方は非日常のホテル滞在ではできないこと。それを都会のど真ん中で提供しているところが、ホテルではなくあえてAirbnbの民泊を選ぶゲストに喜ばれているのかなと感じています」
客層や旅人のニーズをキャッチして、きめ細やかにゲストの気持ちに寄り添う姿勢は、週5日のフルタイムで働く傍ら、片手間で14軒もの民泊ホストを務めていることを忘れてしまうほど。「でも、私が特別なわけでもなんでもなくて、未経験でもできるからこそ、みんなにエアビーでの民泊を勧めたい!」と話す彼女。それは、Airbnbとのコラボレーションだからこそ叶う民泊運営の魅力も実感しているからだという。
「Airbnbのサービスやアプリがなかったら、私はここまで多くの物件を一人で順調に回すことはできなかっただろうというくらい助けられています。まず集客をするにも一人で一から始めるには相当な時間と労力が必要ですが、Airbnbに登録すれば集客もお任せでストレスフリー。知らない間に予約が入って、Airbnbのシステムがゲストに写真付きの説明も送信してくれて、やりとりが完了。アプリではリアルタイムに予約状況や問い合わせなどを把握しやすく、集客やゲストとのやり取りに困ったことは一度もありません。ゲストが滞在中のお困りごとやトラブルがあった際も、チェックイン・チェックアウトの仕方やアクセス方法から、滞在時のお役立ち情報まで幅広く、Airbnbのハウスマニュアルにまとめて共有しておけば、ゲスト自身が解決できる。日中はフルタイムで働いていることもあって、トラブルの度に私がいちいち駆けつける必要もなく最小限の労力で回せる仕組みは、本当に助かります。Airbnbはメッセージ回答やトラブル対応も自動システム化でき、ホストにとってもゲストにとっても、使いやすさが年々ブラッシュアップされているのもありがたいですね」
「まったくの未経験でも大丈夫!」と背中を押してくれる鳩子さんは、今でもこそ幅広い知見とノウハウを伝授する頼もしいプロフェッショナルだけれども、最初は右も左も分からない素人からのスタート。そもそも不動産投資もやったことがなかったという彼女が、民泊ビジネスのどんなところに惹かれてここまで辿り着いたのだろう。
「私は世界一周の旅をしたことが人生の大きな糧になっていて、そのときの感動や世界とのつながりを残しておきたかったのが、民泊ホストを始めた一番の理由でした。以前は数か月のロングステイをしてくれたゲストと仲良くなり、他のゲストたちと一緒に近所の居酒屋へ飲みに行ったり、自宅で手巻き寿司パーティーを楽しんだり。今は手がける物件も増えたのでゲストと会うことはほとんどなくなったんですが、今でもゲストと触れ合える喜びが、民泊をスタートした自分の原点です」
ホストとゲストという立場で世界と繋がれる、そんな民泊の楽しさを日々実感しながら、とりわけ外国人ゲストを迎える民泊市場は、今後ますます盛り上がるだろうと期待を寄せる鳩子さん。実際、コロナ前の2019年に日本を訪れた外国人は3000万人以上、その後アフターコロナの2021年に約25万人にまで激減したものの、現在は復活の兆しを確かに感じられるようになってきた。
「私は世界を旅していたとき、どの国に行ってもみんなが『日本っていいよね』ってすごく褒めてくれたことがずっと記憶に残っていて。なので、コロナ禍では一時的に鎖国状態になりましたが、日本に唯一無二の魅力を感じてやってくる外国人ゲストの数は必ず復活するだろうと思っていて、実際2023年から復活の兆しが勢いを増しています。同時に、コロナ禍では宿泊施設の多くが休廃業に追い込まれましたが、それに伴ってこれからは民泊ニーズが高まり、日本もまさに民泊黄金期がやってくる予感がしているんです。外国人ゲストを迎える民泊のもう一つのメリットは、日本にいながら欧米のような海外水準の高物価で収益を得られること。世界比較で見ると日本はまだまだ物価が安く、国内ゲストからすると少し高めに感じる料金設定でも、海外ゲストにとってはそれほど高いイメージには受け取られません。なので、ヨーロッパ基準の宿泊料でもゲストが途絶えることなく泊まりに来てくれるんです」
「民泊OLインフルエンサーとしても人気を博している鳩子さんが、X(旧Twitter)を始めたのも、やはりコロナ禍がきっかけ。未曾有の事態に見舞われ不安も大きかったとき、他の民泊ホストはこの窮地をどう過ごしどう乗り越えているのかを覗いてみたいと、2020年からX(旧Twitter)をスタートすると、思いもよらない展開が。
「X(旧Twitter)を始めたら他の民泊ホストはもちろんですが、まったく異業種の方とも幅広く知り合うことができました。最初は飲み友達だったのに、私が民泊の良さを力説していたからか、まったく関係ない仕事をしていた人たちが続々と民泊ビジネスを始めていったんです(笑)。最初は副業で始めた人も、思った以上に稼げるので本業を辞めて民泊オンリーで稼ぐ人も続出しているくらい! 民泊ホスト以外に、インテリアコーディネーターやカメラマン、不動産業者や行政書士など、それぞれの得意分野を活かしつつ民泊の裾野ビジネスに携わり始めて。ただの飲み友達が、今ではすっかり仕事仲間になった人たちも多いんですよ」
X(旧Twitter)を始めてもう一つ、鳩子さんに大きな変化をもたらしたのは、民泊について教えてほしいという相談が、毎日のようにDMに届くようになったこと。
「最初はDM経由で答えていたんですが、そんなにニーズがあるのなら自分のノウハウをシェアしたり、開業や運営にもフルココミットしたいなと思い、2022年5月からコミュニティサロンを始めました。最初は30人だったメンバーも今や250人まで増えて、主には30代~50代のサラリーマンで、約4割が女性。私が女性かつ副業で運営しているので、『自分にもできるかも』と思って来てくださる方が多いですね。月に1度、サロン生一人ずつと面談するんですが、私は東京都内の限られたエリアでしか運営したことがない一方で、サロンの皆さんは北海道から沖縄まで全国各地で民泊を立ち上げて十人十色のホストライフを楽しんでいる。そんな皆さんと1対1でお話できるのも、何より楽しい時間ですね」
SNSを始めたことでますます、彼女の情熱が波紋のように広がり、少ない自己資金でも大きなポテンシャルを秘めた民泊の魅力ややりがいを伝える立場に。そんな鳩子さんのインフルエンサーとしての活動には、こんな特別な思いも込められている。
「SNSやコミュニティサロンで情報発信をするようになって、ときどきこんなことを聞かれるんです。『鳩子さんはなぜ民泊ホスト、つまりライバルを増やそうとするんですか?』って……。でも私はライバルとは思っていなくて、シンプルに『仲間を増やしたい』と思っているんです。今は日本政府も訪日外国人を3000万人から6000万人まで引き上げようとしている中で、民泊ホストはライバルではなく一緒に市場を盛り上げていく仲間たち。もちろん、民泊ホストになるには物件探しから立ち上げ、手続きなども大変で、何十軒、何百軒と探してもなかなか良い物件に巡り会えず心が折れそうになったり、向き・不向きもあるので誰でも簡単に始められるとは言いません。それでも、政策や法律、AirbnbのようなOTAサポートも整っている今、市場としても間違いなく伸びているからこそ、その波に乗ってみるのも面白いんじゃないかなと思って情報発信を続けています。民泊ビジネスが私の人生を変えてくれたように、今の仕事や現状に悩んでいる方々のところにも何かのきっかけを届けられたら、そうして旗を振り続けるのが私の役目かなと思うので、ライバルではなく民泊ホスト仲間をどんどん増やしながら、一緒に盛り上げていけたらと思ってます」
私の物件はゲストがほぼ外国人なので、海外からの訪日客が喜んでくれる条件を模索してきたんですが、住むための「良い物件」と、民泊のための「良い物件」とでは、条件が重なるようで重ならないところが面白いなって思います。たとえば、渋谷駅から徒歩3分の道筋が複雑に入り組んだ場所にある物件よりも、東口を出て道をまっすぐ歩いて15分のところにある物件のほうがアクセスしやすく、クレームも少ないんです。
もちろん駅から近い好立地で、築年数も新しいにこしたことはないですが、民泊の場合、とくに外国人ゲストにとっては立地や外観、築年数といった条件は必ずしもマストではないようで、駅から遠くて築年数が古くても人気や評価にはあまり響かない。それより内装やインテリア、清掃といったサービスさえきちんと整えておけば、ゲストは喜んでくれる印象です。どんな物件でも自分の工夫やアイデア次第で伸びしろは無限大に広がる……そんなところも民泊ホストとしてやりがいを感じるところですね。
「とにかく小さく始めましょう!」とお伝えしています。「小さく」というのは、まず1軒目にかける金額は少なく、物件も購入するより転貸から始めて、最初のリスクを小さく始める方がいいということ。1軒目を立ち上げる初期投資は、だいたい100万~200万円から始めるのが理想的。開業したら運営のほとんどを代行業者に外注することもできますが、それで売り上げの20%前後を管理コストに使うより、清掃だけはプロにお願いしつつ、その他できるところは自分でやって、経費も小さく。そうなると、何かあったときに自分が駆けつける場合も想定して、最初はできれば自宅から30分圏内の近所で、私のように自宅マンション内にもう1軒借りて民泊を始めるのもいいと思います。1軒目を小さく始めて、自分に合わなかったら辞めればいい、逆に楽しく運営できるなら徐々に物件数を増やしていくことをオススメします。
「◯◯のエリアで民泊をやっても、ゲストは来るでしょうか?」という質問もよくいただくんですが、私の経験上、「民泊はどこのエリアでも、どこの駅でもできる」とお答えしています。もちろん、目星をつけた物件の周辺をリサーチして、ホテルや旅館などが3軒程度あるエリアなら問題ないと思いますし、たとえ周りに宿泊施設がないエリアでも可能性は十分にあります。私はいつも、「月にたった一組でも自分の民泊に泊まってくれるゲストがいたら、それでいいんじゃない?」と話しているんです。地方はとくに家賃も安いので、週末だけ、月に8日間だけ稼働しても損益の分岐点を超えるのなら、それで十分成功じゃないかと。民泊ホストは日本全国どこでもできると思うので、可能性は無限大だと思いますよ!
ご実家が空き家なんですといった相談もよくいただくんですが、もし築年数が古い場合は、民泊として運営するにはある程度のリノベーションとその資金も必要です。そこで、たとえば改修工事にかかる費用が200万円だとしたら、民泊を運営して1年くらいでその200万円を回収できそうなら開業してもいいのではと思います。500万円や1,000万円かけて、古い物件を別荘やリゾート民泊向けにフルリノベーションする方法もありますが、そちらはやはりリスクが高いので私はオススメしません。もちろん、経験を積んで、資金にも余裕がある方は、そういうスタイルもありかなと思います。
シンプルなお部屋作りを心がけています。何か特別な設備を入れたり、個性的なお部屋作りにこだわるというよりは、間口を広く、どんなゲストにも泊まっていただけるように、シンプルに。ただ、ビジネスホテルとの差別化は工夫したい点で、最近はリビング・ダイニングの充実を意識したお部屋作りをしています。長期で滞在してくれる外国人ゲストが多い分、ビジネスホテルにはない魅力を演出するために、ベッドルームを一つ潰してもリビングやダイニングを少し広めに作ったり。ホテル滞在では叶わない、くつろげる空間を提供できたらと思って。細かいところでは、ファミリー向けの物件には子供向けの椅子やベビーベッド、おもちゃなども用意してあげたりも。こちらのちょっとした配慮がゲストに喜ばれたときは、やっぱり嬉しいですね。
関東エリアだと、横浜あたりが今後盛り上がっていきそうな気がしています。東京都内、とくに新宿、渋谷、池袋といった激戦区はすでに物件も争奪戦なので、立ち上げるのが大変そうですが、神奈川県あたりはまだまだ安く借りれる一戸建てなどもあり、東京ほど競争が激しくないので狙い目かもしれません。また、近年は日本全国に新幹線が広く開通していますが、新幹線が止まる街は旅行者はもちろん国内外のゲストが多いので、民泊ビジネスも盛り上がると思います。
商社勤務のフルタイムOL。副業で都内に民泊14軒、シェアハウス4軒を経営。29歳のときに仕事を休職し、700日間かけて世界を一周。そこで民泊ビジネスと出会い、帰国後の2018年から副業として民泊運営をスタート。とくに民泊新法に則った運営が得意。X(旧Twitter)でも情報発信をする他、「令和の民泊サロン」も主宰し、開業・運営のノウハウを伝授している。初の著書『民泊1年生の教科書──未経験、副業でもできる!』(祥伝社)も好評発売中。
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