都市におけるパブリックスペースをテーマとした国際コンペティション「都市のパブリックスペースデザインコンペ2017」の応募が7月1日より開始となりました。本コンペはAirbnb Japan、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、日建設計による共催、新建築社の後援で、審査委員長に岸井隆幸氏、審査委員に西沢立衛氏、齋藤精一氏、谷川じゅんじ氏を迎えて行われます。
課題テーマ「都市のスキマをシェアリングし、多様な価値を与えていく」
都市には様々なスキマが存在しています。これらのスキマは、都心や郊外の役割の変化や急速な都市のグ口ーバル化など、都市の構成要素が日々多様化する中で生み出されたものです。一方、都市においては、自らが抱える様々な社会ニーズ・課題を解決するため、訪れる他者との交流・共創により、スキマとなっている場所を多様な意昧と価値を持つパブリックスペースへといかに生まれ変わらせるかが重要になっています。
例えば都市を訪れる人びとに向けて、都市のスキマを再定義し、一定期間の滞在を促すようなパブリックスペースをデザインすることができれば、新たなシェアや交流を生み出すプラットフォームとして、コミュニティの創生や経済の活性化に繋がる価値を実現することができるのではないでしょうか。実際の場や空間を想定し、運営や事業スキームを踏まえつつ、都市のスキマのシェアリングによって実現される多様な意味と価値を有するパブリックスペースの提案を募集します。
登録および作品提出は、2017年10月17日(火)まで。その後の審査会で、最優秀賞1点(賞金:100万円)、優秀賞3点(賞金:各50万円)、佳作6点(賞金:各10万円)が選ばれます。
詳細は、下記WEBサイトをご覧ください。
URL:http://www.japan-architect.co.jp/public/