Tサイト [Tポイント/Tカード]


Tカード提示で被災地に児童館を。

最新の支援状況 お知らせ

プロジェクト運営担当日誌

2軒目の児童館建設地が決定

12月中の完成をめざして、
岩手県釜石市に2軒目の児童館をつくります。

10月12日アップ分の「プロジェクトのいまとこれから」でも少しご紹介しましたが、2軒目の児童館建設地が岩手県釜石市に正式に決まりました。
建設地については全国に児童館のネットワークをもち、被災地の児童館の状況も把握されている財団法人 児童健全育成推進財団に協力いただきながら協議をかさねてきました。
協議の結果、建設地の候補にあがったのが、震災でいくつかの児童館がなくなってしまった釜石市です。8月には実際に現地を訪問しましたが、市内中心部の建物は壊れた状態で、大通りの信号も消えたまま。

児童館の建設にあたっては敷地をはじめ、子どもたちが暮らしている地域、Tポイントが支援できる範囲など、さまざまな条件を考慮する必要があります。被災地では高台など津波被害のなかったエリアに仮設住宅や公共施設の建設が集中し、敷地の確保がとても難しい状況ですが、釜石市の役場の方々と話し合い、なんとか調整できる方向性を探ることができました。

その際に「地域の人々の交流の場としても児童館が必要」というお話がありました。私たちは南三陸町での児童館建設を通して、地域の人々の交流の場が必要だということは強く感じていましたし、子どもたちの元気な姿がまわりの大人や地域の力になることも知りました。

釜石市が希望する児童館のカタチと、私たちTポイントが考える児童館の役割が一致していたことも、「このまちに児童館を」と突き動かされた大きな理由です。

市内には児童館が必要な場所がいくつかありましたが、協議の結果、沿岸部に大きな被害が出た地域のひとつ、唐丹町に児童館を建てることに。漁港だけでなく小学校や中学校、児童館も地震と津波の被害を受け、現在、唐丹中学校の校庭に仮設の中学校と小学校の建設が進められていますが、同じ敷地内への児童館建設を調整しているところです。

まだまだクリアすべきことはありますが、12月中の完成を目標に引き続き協議を進め、「南三陸町 みんなの児童館」と同じように、釜石市唐丹町の子どもたちや地域の人々が元気になれる場として利用いただけるよう、精一杯取り組んでいきます。

© Culture Convenience Club Co.,Ltd.