お盆も終わり早くも9月。
今年もうだるような暑さは変わりませんが、コロナ禍の影響で、例年と異なる夏休みを過ごされた方も多いのではないでしょうか?そんな中、普段のお買い物でも一変したことといえば…「レジ袋有償義務化」!
プラスチックごみの削減による環境保全の観点から、7月よりスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストアなど、すべてのお店でのレジ袋有償化が義務付けられました。エコバッグの利用促進が図られる一方、SNS上では「不便」「無料に戻してほしい」との声も上がっています…今回は家計簿アプリ「レシーカ」全国5万人の利用者データをもとに、「レジ袋の利用状況」がどのように変化したのか調査してみました!
※家計簿アプリ「レシーカ」の利用者がご登録いただいたレジ袋購入率をもとに算出しています
エコバックをもって
買い物に行かなイカ!
- 業態別のレジ袋購入率では、7月に入りコンビニが急上昇
- 性年代別では、男性の購入率が高く、特にコンビニの購入率が10%を超えている。
- 職業別で、 最もレジ袋を利していないのは「学生」次いで「専業主婦」。
まず、2020年1月~7月における、「スーパーマーケット」「ドラッグストア」「コンビニエンスストア」におけるレジ袋の購入率について各業態別に調査してみました。レジ袋有償化が義務付けられるまでの6月までは、「スーパーマーケット」でのレジ袋の購入率がもっとも高く、ついで「ドラッグストア」、「コンビニエンスストア」という順位でしたが、7月に入ると「コンビニエンスストア」におけるレジ袋購入率(8.7%)が最も高くなり、ついで「スーパーマーケット」(6.7%)、「ドラッグストア」(5.3%)という結果になりました。
各業態におけるレジ袋の購入率が10%以下ということから、前提として「レシーカ」をご利用いただいている方の有償化レジ袋の利用は低いことが伺えます。
その中で、有償化が義務付けられる前より一部企業でレジ袋の販売が実施されていた「スーパーマーケット」や「ドラッグストア」では、事前にエコバッグを用意してお買い物に行かれる方が多いのか、義務化された7月も購入率に大きな変化は見受けられませんでした。しかし、普段エコバッグを持つ習慣も少ない「コンビニエンスストア」では非常にレジ袋の需要が高いようです。
- 業態別のレジ袋購入率では、
7月に入りコンビニが急上昇 -
7月に入ってコンビニでのレジ袋購入が伸びてるシカ~
次に、各業態における7月のレジ袋の購入率を性年代別に調査してみました。その結果、いずれの業態でも、女性に比べ、男性の方がレジ袋の購入率が高く、年代別では、シニア層に比べ、若年層のレジ袋の購入率が高くなる傾向が見受けられました。また、「コンビニエンスストア」を利用する30~50代男性は購入率が10%を超える結果となりました。
各業態において、男性と比較し女性の方がレジ袋の購入率が低いことからも、環境面や経済面の配慮から、「エコバック」を利用している姿が伺えます。
一方で、30~50代男性の「コンビニエンスストア」でのレジ袋の購入率が高いことから、仕事中のちょっとした買い出しや、ランチや夜ご飯の中食での利用などでも、レジ袋が重宝されているのかもしれません。
- コンビニにおける
30~50代男性のレジ袋購入率が10%超 -
温めてもらった
コンビニ弁当にはレジ袋が便利イカ…
最後に、職業別に2020年7月のレジ袋の購入率を調査しました。その結果、もっともレジ袋の購入率が低かったのは「学生」、ついで「専業主婦」、「フリーター」といった結果になりました。
上記の性年代別では若年層ほど購入率が高くなるものの、職業別でもっともレジ袋を利用していないのは「学生」ということがわかりました。そして“お買い物のプロ”である「専業主婦」の方もレジ袋の利用に関しては消極的ということがわかりました。1枚3円程度のレジ袋でも “ちりも積もれば山となる”! エコという観点ももちろんですが、やはり「節約」という観点からレジ袋利用の抑制が効いているようです。
- 最もレジ袋を利用していないのは
「学生」次いで「専業主婦」 -
イチマイ3エンデモ、
チリモツモレバヤマトナル
エコバッグを持って出かけよう!
このように、7月より始まったレジ袋有料化をうけて、レジ袋を注文せず、エコバッグを持ち歩く方も増えてきているようです。
最近では、様々な種類のエコバッグが販売されているので、自分好みのエコバッグを見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。
Tポイントが貯まる・使えるホームセンター島忠では、エコバッグを購入する際に覚えておきたいポイントを紹介しています。
https://www.shimachu.co.jp/tanokura/my_bag.html
エコで節約もできるエコバックに今後も注目が集まりそうですね。