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プロジェクト運営担当日誌

南三陸町児童館 着工式

子どもたちの笑顔を願い、
児童館建設に向け、着工式を行いました。

7月7日、七夕の日。子どもたちの元気な声が響くなかで、南三陸町児童館の着工式が行われました。この日はあいにくのくもり空でしたが、関係者をはじめメディアの方々など大勢の人が参加。まずは着工式に先立って、佐藤町長や南三陸町の保健福祉課の方々、児童館で働いていただく予定の先生、そして南三陸町の復興を支援しようと震災直後から現地でのサポートに乗り出し、今回の児童館建設でも町や小学校との調整などさまざまご協力いただいた社会貢献共同体ユナイテッド・アースの方々に列席していただき地鎮祭を実施。厳かな雰囲気のなか、神職によって工事の安全と無事を祈願し、くわ入れを行いました。

ここに集まり、遊ぶみんなに、
喜んでもらえる児童館をめざして。

そしていよいよ着工式へ。式典にはこの春に小学生になったばかりのピカピカの新一年生31人も笑顔で参加。子どもたちはみんな、「ピアノがほしい」「野球のボールがほしい」などなど、思い思いに自分がほしいものを絵に描いてきてくれ、代表して10人が少し照れた様子で絵を見せながら元気な声で発表してくれました。最後にはみんなで願いごとを書いた短冊を笹の葉に飾りつけ。笑顔で、わいわいはしゃぎながら短冊を結ぶその姿に、児童館に集まる子どもたちみんなに喜んでもらえる場所にしようと、あらためて強く感じた着工式になりました!

「一日でも早く町に児童館を!」
その声を大切にしたいとおもいました。

「できるだけ早く町に児童館を」という南三陸町の方々の声、そして私たちのおもいから、着工にあたってまずは私たちTポイントが拠出する、総付与ポイント数の1%相当分の金額を算出。一日でも早く実際に動き出すことが大切と考えながら、算出した金額の中で、竣工に向けた準備を進めています。ただ、南三陸町ではまだまだ土地の整備が進んでいないため、児童館もこの先ずっと使い続けられる場所に建てることがいまは難しく、今回は南三陸町立志津川小学校の敷地の一部に、仮設というかたちで建設を進めていきます。実際の児童館の場所が確定したら移動がしやすいよう、建築資材はコンテナを使用します。また児童館には、絵本やおもちゃ、楽器などの遊具、さらにはプロジェクターやエアコン、テレビといった設備類も用意していきます。

子どもたちが思いきり遊べるように、
私たちもますますがんばります!

震災から4か月、南三陸町は復興に向けて一歩ずつ動き出していますが、町はいまもがれきだらけのままです。子どもたちは安全のために通学バスで登下校していますが、それまで遊び場となっていた公園も津波でこわされてしまい、やはり思いきり遊べる場所は多くありません。

少しでも早く、元気に遊べるようになってほしいという思いから、いよいよはじまる児童館建設。今回、子どもたちが絵に描いてくれたものを準備するのはもちろん、楽しく過ごせる児童館の完成に向けてできる限りたくさんの遊具を準備できるように、私たちも精一杯がんばります!

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