Tカード提示で被災地の子どもたちに笑顔を。

子どもたちの遊び場をつくろう

皆さまからのTポイント募金により子どもたちの遊び場となる「こどものみんなの家」を宮城県東松島市に建設します。

募金受付は2012年11月30日(金)をもって終了しました。皆さまのご支援、ありがとうございました。いただいたご支援により、宮城県東松島市に「こどものみんなの家」を建設し、2013年1月26日(土)に竣工を迎えました。

募金総額:7,421,604ポイント 募金件数:10,773件

宮城県東松島市に「こどものみんなの家」

「こどものみんなの家」建設費用7,499,100円のうち、
不足分の77,496円はTポイントを運営する株式会社Tポイント・ジャパンが負担し、建設いたしました。

竣工引渡式の詳細についてはコチラでご報告しています。

※寄付総額には、
Tポイント商品交換チャリティー企画 あなたのTポイントをプレミアムグッズに交換しよう!」(2012年9月10日~10月31日)、
旅行券3万円分ゲット!!Tポイントチャリティー企画」(2012年11月1日~11月25日)
に応募いただいたポイントを含みます。

【募金受付期間:2012年7月18日(水)~2012年11月30日(金)】

東日本大震災により失われてしまった子どもたちが笑顔で遊ぶ「場」、希薄になってしまった地域の方々のコミュニティの「場」となる施設を建築家の伊東豊雄さんと一緒に、宮城県東松島市に建設します。

伊東豊雄さんについて

<完成イメージ>

子どもたちが笑顔になる「こどものみんなの家」

●建設地
宮城県東松島市 仮設住宅の敷地内に建設します
●建設費用
750万円
※不足分については資材メーカー提供、ボランティアスタッフによる建築作業等で補完
●建設軒数
1軒
●施設名称
こどものみんなの家
●寄付の流れ
寄付いただいたTポイントは、1ポイント=1円換算し、Tポイントを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が寄付金全額を建設に関する費用にあて、建設した施設を行政に寄贈いたします。

●東松島市での建設について

「こどものみんなの家」の建設地決定にあたり、たくさんの被災地で行政やNPO、地元の方たちにお話をお伺いしました。「子どもたちの遊び場がなく、求められている地域につくりたい」という私たちの想いとのマッチング、安全な建設場所の確保、行政に寄贈後、行政もしくは行政の委託先できちんと運用ができることを建設地選定の条件としていた中、多くの地域で子どもたちへの支援に対する強いニーズはあるものの、被害のなかったエリアに仮設住宅や公共施設の建設が集中し、余っている土地が本当に少なく、「安全な建設地場所確保」という点で調整は難航しました。そんな中、東松島市はすべてにおいてマッチし、取り組みへの想いも私たちと同じであり、東松島市での建設を決定いたしました。

●東松島市の被災状況

東松島市の被災状況

●東松島市の2012年6月の状況

東松島市の2012年6月の状況

伊東豊雄さんについて

伊東豊雄(いとう・とよお)建築家

●伊東豊雄(いとう・とよお)建築家

1941年生まれ。1965年東京大学工学部建築学科卒業。1971年アーバンロボット設立。1979年伊東豊雄建築設計事務所に改称。
主な作品に「せんだいメディアテーク」、「多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)」、「2009高雄ワールドゲームズメインスタジアム(台湾)」などがある。現在、「みんなの森 ぎふメディアコスモス(岐阜市)」、「台中メトロポリタンオペラハウス(台湾)」などのプロジェクトが進行中。
日本建築学会賞作品賞、ヴェネチィア・ビエンナーレ「金獅子賞」、王立英国建築家協会(RIBA)ロイヤルゴールドメダル、朝日賞、高松宮殿下記念世界文化賞など受賞。
東日本大震災では代表作の一つである「せんだいメディアテーク」が被災し、その復旧に携わったことをきっかけに、各地の復興活動に精力的に取り組んでいる。
2012年夏開催されるヴェネチア・ビエンナーレでは日本館のコミッショナーに就任。「みんなの家」を実際に被災地に建設し、その思考と議論のプロセスの全てを展示で紹介、「建築とは何か」を問いかける。

<宮城野区「みんなの家」(上)と釜石市商店街「みんなの家・かだって」(右上・右下)>

●「みんなの家」プロジェクト

東日本大震災被災地を受けて、建築家に何ができるのかを問うために、伊東豊雄、山本理顕、内藤廣、隈研吾、妹島和世の5名の建築家が「帰心の会」を結成。10万人以上の人々が家を失い、無味乾燥な仮設住宅での厳しい暮らしが続く中、より人間的で居心地の良い場所を提供したいとの想いから、『みんなの家』プロジェクトを提唱。『みんなの家』とは、(1)家を失った人々が集まって語り合い、心の安らぎを得ることのできる共同の小屋、(2)住む人と建てる人が一体となってつくる小屋、(3)利用する人々が復興を語り合う拠点となる場所である。人々が集うことで何かが発信・創造され、コミュニティのための場所となることを目指す。岩手県、宮城県、福島県の3県の被災地の仮設住宅地を中心として、被災した商店街や漁業、農業の拠点、被災した住宅地内等に建設していく。
『みんなの家』第一号は2011年10月末に宮城県仙台市宮城野区内に完成、2012年5月には岩手県釜石市平田地区に2軒目が、6月には釜石市内商店街に3軒目が完成。岩手県陸前高田市にも建設が決定している。

●伊東豊雄さんのコメント

 3.11から1年が過ぎ、あの想像を絶する映像は私達の記憶から次第に遠ざかりつつあります。しかし復興は一向にはかどらず、被災地の人々は相変わらず厳しい生活を強いられています。

 このような人々のために、私達は「みんなの家」をつくろうという運動を続けてきました。味気ない仮設住宅地内や、被災した商店街に人々が集まって、大きなテーブルを囲んで飲み、食べ、話し合える、小さな、しかし心温まる家をつくる試みです。

 Tポイントでは震災直後から、被災地の子供のための児童館を提供してきました。そして今回、Tポイントからの寄附を募って「子供のためのみんなの家」をつくる提案をされています。家も学校も失った多くの子供達が、かつての仲間と離れ離れに住むことを余儀なくされ、狭い仮設住宅で孤独な生活に明け暮れています。

 こうした子供達に、友達同士集まって、話し合える心と心の通じ合える場を提供したい。そしてこの子供達が将来自分達のまちをつくる主役になって欲しい。
 この素晴しい企画のために、是非皆さんの力を貸して下さい。

2012年6月20日
伊東豊雄

■注意事項

  • Tポイント募金には、有効なT-ID(登録無料)が必要です。
  • Tポイント募金は、1ポイント以上、1ポイント単位で寄付が可能です。
  • Tポイント募金で寄付されたポイントは、即時にお持ちのポイントから減算されます。
  • 一度寄付されたTポイントは、お戻しすることができません。
  • 寄付頂いたTポイントは、1ポイント=1円換算し、Tポイントを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(以下当社)が寄付金全額を建設に関する費用にあて、建設した施設を行政に寄贈致します。
  • 皆様より750万ポイント以上のTポイント募金をいただいた場合、当社が施設の運営に必要な設備・備品の購入、もしくは2軒目の施設を建設し、行政に寄贈させていただく費用にあてさせていただきます。募金終了時に改めてご報告いたします。
  • Tポイント募金が750万ポイントに達しなかった場合、不足分は当社が負担いたします。
  • Tポイント募金の状況に応じ、募金受付期間を変更させていただく場合がございます。
  • お客様の寄付は税制上の「寄付金」として扱うことはできません。

※「Tポイント」の運営は、2012年10月1日にカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の分社化により設立された新会社「株式会社Tポイント・ジャパン」が行っております。

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11月30日(金)をもって終了しました。皆さまのシェア、ありがとうございました。