東日本大震災直後の4月。
はじめてTポイントが訪れた被災地が宮城県南三陸町です。
そこで目にしたのは、震災翌日から被災した町内会自らが経済復興施策を計画、町民が集まれる場を作り、自ら資金を集めるために力強く立ち上がっている町の姿。
町が考え、行動している想いはTポイントの復興支援への想いと同じでした。
町長や商工会の皆さんにお話を伺い、町に触れ、「この町の支えになりたい」という気持ちが固まり、Tポイントの支援が本格的に動き出しました。
津波で町の80%以上が失われた南三陸町では、本当に多くのものがなくなってしまいました。そのなかのひとつが子どもの遊び場である児童館でした。
また、いつまで続くか分からない避難生活の中でコミュニティが断絶されている状況がありました。
未来を担い、つくり上げていく子どもたちを中心としたコミュニティ支援をしたいと、
「こどもの遊び場」を通じて、東北を支援していくことを決めました。
震災直後に建設したため、建物はコンテナ仕様。しかし、子どもたちが安心して安全に遊べるように、従来の建物と同じように基礎工事を行いました。
ご自身も被災された地元の建築業者さんをはじめ、南三陸町の皆さんにたくさんのご協力をいただきできた児童館です。
児童館が志津川小学校内に建設されているため、2016年現在「放課後児童クラブ」の場として、小学生を中心に活用されています。
学校が終わると、児童館につながる階段を小学生のみんなが元気いっぱいに駆けおりてきます!
おやつを食べたり、おもちゃで遊んだり、踊ったり、歌ったり。
児童館内は子どもたちの笑顔があふれています。