2017年の「Reborn-Art Festival × Tカード」では、『盆踊りなどで使われる櫓』を子どもたちが制作し、「Reborn-Art Festival 2017」のクロージング・イベントとして多くの皆さんが参加した「リボーンまつり」で使用されました。
子どもたちがつくるアート作品
進行状況
4月に石巻市および石巻市子どもセンター「らいつ」※と共に開催した企画ワークショップでは、「リボーンまつり」が地域に根差し、親しみをもってもらえるお祭りとして位置づけられたことを受けて、「どうしたらもっとリボーンまつりが盛り上がって地元のみんなが楽しくなるだろう?」をテーマに子どもたちから30個の企画が生み出されました!
その中でもみんなで話し合って実現したのが『「リボーン音頭」の4番をつくろう!』。
「リボーン音頭」は、「Reborn-Art Festival2017」に訪れた人や石巻の地域の皆さんが一緒になって楽しめる盆踊りとして、作曲を小林武史さん、作詞・振付をコンテンポラリーダンスカンパニー・コンドルズの近藤良平さんによって手掛けられたもの。2017年の「リボーンまつり」でも地元の子どもたちからおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い年齢の人たちが櫓の周りで楽しそうに踊っていました。
「リボーン音頭」のテーマは、1番が"食"、2番が"音楽"、3番が"アート"。
子どもたちの手掛ける4番は、"100年後の夢"がテーマに!
7月14日に開催した制作ワークショップでは、"100年後の夢"のテーマをもとに子どもたちが事前に歌詞に使う言葉を考え、近藤良平さんとともに4番目の歌詞と、歌詞の言葉からイメージした振付を考えました。
はじめのうちはみんなの前で踊ることを恥ずかしがっていた子どもたちも、コンドルズのみなさんの楽しいワークショップのおかげで、時間が経つにつれどんどん楽しそうな顔に!みんなでつくった歌詞も高らかに歌い上げ、ワークショップの最後にはみんなキラキラしていました。
みんなでつくった「リボーン音頭」4番は、9月2日に開催された「リボーンまつり」でお披露目。
コンドルズのみなさんと一緒に子どもたちも櫓にのぼりとても楽しそうに踊っていました!
プロジェクトは2019年夏も続きます。
※石巻市子どもセンター「らいつ」
石巻市子どもまちづくりクラブに参加する子どもたちが企画・デザインした子どものための施設です。「石巻の活性化のために子どもたちが中心となってつくり、運営をする施設。みんなが過ごしやすく、子どもの想いを世間の人たちに伝えられる場所。」をコンセプトにしています。