最近、朝ごはんをきちんと食べるようになった。
とは言っても、食べるのは前の日につくっておいたスープと、
お気に入りのベーカーリーのパンだけなんだけれど。
でも、コーヒーだけですませていた頃とは大違い。
朝ごはんを食べると、身体に元気がみなぎってくる気がする。
変わったきっかけは、器だった。
九州に旅行にいったときに、偶然手にした器。
なんてことないごく普通の器なんだけれど、
手にしたときに、ぽってりした重みとあたたかな風合いを感じた。
そして「この器で毎日朝ごはんを食べたい!」って思った。
それ以来、眠る前に翌朝のスープをつくるのが習慣になった。
ストレスを感じるときは、胃にやさしいキャベツをたっぷり入れて。
女子力不足かなと思ったら、イソフラボンたっぷりの豆をポタージュに。
朝ごはんを食べるようになって3カ月。
気のせいか、体調もいいし、お肌の調子もよくなっている。
何よりも、朝起きるのが楽しくなった。
私にとって、お気に入りの器で食べる朝ごはんは、
毎日を楽しくしてくれる、おまじないみたいなものかもしれない。
プレートの裏側には「小石原ポタリー」の窯印が。
オフホワイトの器は、料理を美味しく見せてくれる。