食器を買おうとすると、ついつい白やアイボリーに手が伸びる。
もちろん白は無難なだけでなく、万能な色。
どんな料理にも合わせやすいし、食べ物を美味しく見せてくれる。
でも……時には食卓に一枚あるだけで、
パッと明るく楽しくなるような器を選んでみたい。
赤いトマトが映えるターコイズブルー、
フレッシュなベビーリーフのサラダにはオレンジ、
イエローカレーには濃紺。
お料理の色を思いっきり引き立ててくれる器を選ぶと、
テーブルが元気になるみたい。
食卓の色の組み合わせを考えるようになってから、
お料理するのがいっそう楽しくなった。
マーケットで新鮮な野菜を見ると、
あのお皿に合いそうと思ったり、
POPな大皿のための料理方法を考えたり。
無難から一歩踏み出すと、思いがけない世界が広がっている。
私は今、そんな新しい世界を、
わが家のテーブルの上で楽しんでいる。
ナプキンやコースターでも色を楽しんで。
色の組み合わせで世界が広がる。