本屋さんに行くと、わくわくする。
まだ読んだことのない物語、知らない世界が詰まった1冊。
それが、何千冊、何万冊と並んでいる空間。
ひとりでじっくりと本を選ぶのも好きだけれど、
デートのときに本屋さんに寄るのも楽しい。
「本棚を見るとその人がわかる」と言うけれど、
たくさんの本を前にして、
彼がどんな本が並ぶコーナーに行くのか、
どんな本を手にとるのかを見るのも、同じようなドキドキ感がある。
そう考えてみると、本屋さんは恋愛と相性がいいような気がする。
『恋に落ちて』『ユー・ガット・メール』『ノッティングヒルの恋人』――
本屋さんが出会いの場になっている恋愛映画には、素敵なものが多い。
未知の世界が詰まった本へのわくわく感と、
出会いへの期待感が重なるからかもしれない。
最近は日本でもカフェ併設の素敵な本屋さんが多いし、
これからは出会いの場が本屋さん、なんてことも増えるのかもしれない。
運命の相手との出会いの場が本屋さん……ちょっと素敵だと思う。
コーヒーと本をゆったりと味わう、シアワセな時間。
ブックカバー選びも、読書の楽しみのひとつ。